ANAアメックスは、ANAマイルをしっかり貯めたい人におすすめのクレジットカードです。
ANAの飛行機利用や普段の買い物で、効率よくマイルが貯まります。空港ラウンジが使えるなど、旅行好きの人に嬉しい特典も勢揃い。
しかし、年会費が高めだったり、無料で利用できる空港ラウンジが限られていたりと、人によっては使いづらさを感じることもあるでしょう。
本記事では、元銀行員でクレジットカードの業務経験がある筆者が、ANAアメックスの評判やメリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

ANAアメックスを検討している人は、ぜご覧ください!
ANAアメックスの基本情報・概要

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(略称:ANAアメックス)とは、アメリカのカード会社アメリカン・エキスプレスと、日本の航空会社のANAグループが提携して発行しているクレジットカードです。
アメックスカードの特典に加え、ANAに関する特典など、旅行や空港関連の優待を受けられます。
ANAアメックスの概要 | |
---|---|
年会費(税込) | 7,700円 |
ポイント還元率 | 1%(100円につき1ポイント) ※200円=1ポイントも一部あり |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス (American Express) |
付帯保険 | ・海外旅行傷害保険(利用付帯) ・国内旅行傷害保険 (利用付帯) ・ショッピング・プロテクション |
追加カード | ・家族カード:年会費2,750円 (税込) ・ETCカード:発行手数料935円(税込) ・プラスEXカード:年会費1,100円(税込) |
主な申し込み条件 | 年齢:20歳以上 収入:安定した収入があること (年金受給者は申し込み可能。 パートまたはアルバイトは申し込み不可。) |
発行スピード | 1〜3週間程度 |
特徴 | ・ANAマイルを効率的に貯められる ・ポイントをマイルに移行するためには年会費6,600円(税込)の「ポイント移行コース」へ登録が必要 ・同伴者1名まで空港ラウンジ利用が無料 |
公式サイト | ANAアメリカン・エキスプレス・カード|公式サイト |
アメックスとANAが提携しているカードは、以下の3種類あります。
今回解説するANAアメックスは、いわゆる一般カードに該当します。
- ANAアメックス
- ANAアメックス・ゴールド
- ANAアメックス・プレミアム・カード
航空会社ANAのカードということで、何と言ってもANAマイルを貯めやすいのが魅力。
主な特徴は「100円 = 1ポイント = 1マイル」という高還元の仕組みです。よく旅行する人に最適なカードだと言えます。
ただし、貯まったポイントをマイルに変えるためにはポイント移行コース(年間参加費6,600円)への加入が必須、といったデメリットも。詳しくは「マイル移行するにはポイント移行コースへ加入必須」で解説しています。
なお、上位カードの「ANAアメックス・ゴールド」と「ANAアメックス・プレミアム・カード」であれば、ポイント移行コースに加入しなくても、ポイントをマイルに移行できます。しかし、その分、年会費はANAアメックスよりも高いです。
そのため、ANAアメックスは年会費を安く抑えながら、ANAマイルを効率的に貯められるカードとなっています。
ANAアメックスの良い口コミ・悪い口コミ

ANAアメックスは、家族旅行や出張などでANAの飛行機をよく利用する人にとって、特に魅力のあるカードです。
同伴者1名まで空港ラウンジを無料で利用でき、ANAマイルに移行できるポイントが無期限で貯められるなどの特典がそろっています。
一方で、旅行にあまり行かない人やANAをあまり利用しない人にとっては、マイルやポイントの使い道に迷ってしまうこともあるようです。
それでは次に、実際に利用している人の「良い口コミ」と「悪い口コミ」を見ていきましょう。
良い口コミ①:同伴者もラウンジ利用できる
ANAアメックスは、空港ラウンジの同伴無料が良いという口コミがありました。
本人はもちろん、家族カードを持っている場合、それぞれ無料で1名を同伴して、空港ラウンジを利用できます。
家族カードは、配偶者や両親、18歳以上の子どもに、合計6枚まで追加可能です。(年会費2,750円 )
たとえば、両親が本カードと家族カードを持っていれば、子ども2人も同伴でき、家族4人全員で空港ラウンジを無料で楽しめます。
無料で利用できる空港ラウンジは、約14ヶ所です。
- 新千歳空港
- 羽田空港(第1ターミナル・第2ターミナル・第3ターミナル
- 成田国際空港(第1ターミナル・第2ターミナル
- 中部国際空港
- 伊丹空港
- 関西国際空港
- 神戸空港
- 広島空港
- 福岡空港
- 長崎空港
- 熊本空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
- ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港
良い口コミ②:無期限でポイントを貯められる
ポイント無期限で、年会費の元が取れそうなクレカを探して見つけたのがANAアメックスだったという口コミです。
ANAアメックスのポイントの有効期限は3年間となっています。
しかし、年間参加費6,600円(税込)の「ポイント移行コース」に加入すると、ポイントの有効期限が無期限になります。
なお、ポイント移行コースに加入したとしても、ANAマイルの有効期限は3年間である点にご注意ください。ANAマイルの有効期限は3年(36ヶ月)と定められています。
そのため、ある程度ポイントが貯まった後にポイント移行コースに加入し、まとめてANAマイルに移行するのがおすすめです。
悪い口コミ①:家族カードが高い
ANAアメックスは家族カードの年会費が高い、という口コミがありました。
家族カードは年会費2,750円 (税込)です。
無料で発行できる家族カードもある中で、ANAアメックスは毎年2,750円 (税込)の会費がかかるため、高いと感じる人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、家族カードでも空港ラウンジを利用できたり、ANAの割引優待を受けられるなど特典もあります。
カードを使って、家族旅行をお得に楽しみたい人にとっては、年会費以上の価値があるかもしれません。
悪い口コミ②:ポイントの使い道に困る
ANAアメックスで貯めたポイントの使い道が限られていて困る、という口コミがありました。
ANAアメックスで貯めたポイントは、マイルに移行できます。ただし当然ではありますが、移行できるのはANAマイルです。他の航空会社のマイルには変えられないため、ポイントの使い道に悩んでしまうことがあるようです。
貯まったポイントは、ANAマイルへ移行する以外にも、ギフト券にしたり、カードの利用代金をポイントで支払ったりするなどにも使えます。
ただし、ポイントをANAマイル以外に交換した場合、1ポイントあたり0.3円〜0.8円程度と還元率は低いです。
一方で、ANAマイルに移行すれば「1ポイント=1マイル」として使えます。ANAマイルに移行することが、最もお得な活用方法でしょう。
そのため、旅行にあまり行かない人にとっては、ポイントの使い道が限られてしまう点に、注意が必要です。
ANAアメックスのメリット

ANAアメックスは、ANAのフライトや日常の買い物でマイルを効率よく貯められるのが魅力。さらに空港ラウンジが無料で使えるなど、旅行を快適にしてくれるメリットがたくさんあります。
旅行や出張で飛行機に乗る機会が多い人や、マイルを使ってお得に旅行したい人におすすめのカードです。
それでは、ANAアメックスの5つのメリットを詳しく見ていきましょう。
加盟店ではポイントとマイルの両方が貯まる
ANAアメックスは、買い物や食事などの通常のカード利用で、アメックスのポイントが100円につき1ポイント貯まります。
さらに、ANAカードマイルプラス加盟店でカードを利用すると、通常のポイントに加えて100円につき1マイルがもらえます。
日常でよく使う場面が多いコンビニエンスストアや薬局なども、加盟店になっています。
たとえば、ANAカードマイルプラス加盟店で、10,000円(税込)の買い物した場合。
▼通常のカード利用で貯まるポイント
- 100円 = 1ポイント
- 10,000円の買い物 = 100ポイント獲得
▼ANAカードマイルプラス加盟店で貯まるマイル
- ポイントに加えてさらに 100円=1マイル
- 10,000円の買い物 = 100マイル獲得
▼合計で200マイル相当が貯まる
- 通常ポイント:100ポイント(=100マイル相当)
- ボーナスマイル:100マイル
他にも、ANAの航空券購入などANAグループで利用すると、ポイント「100円=1.5ポイント(通常の1.5倍)」とマイル「100円=1マイル」のどちらも貯まります。マイルを貯めやすい仕組みと言えるでしょう。

ANAの飛行機を家族旅行でよく利用するので、マイルが貯まりやすい仕組みが整っていて嬉しいです。
ボーナスマイルがもらえる
ANAアメックスでは、ANAの飛行機に搭乗すると通常のフライトマイルに加え、ボーナスマイルが付与されます。
ボーナスマイルは以下のように計算できます。
ボーナスマイル = 区間基本マイレージ × クラス・運賃倍率×10
例えば、「東京(羽田)⇔大阪(伊丹)を普通席・普通運賃で利用する場合」。
- 区間基本マイレージ:280マイル
- 普通運賃のクラス・運賃倍率:100%
- ボーナスマイル = 280 × 100% × 10% = 28マイル
つまり、獲得できる合計マイルは以下のようになります。
- 通常フライトマイル:280マイル
- ボーナスマイル:28マイル
- 合計:308マイル
さらに入会時に1,000マイル、翌年以降も継続してカードを利用することで毎年1,000マイルがプレゼントされます。
旅行や日常のカード利用を通じて、効率的にマイルを貯められるでしょう。
同伴者も空港ラウンジ無料。家族カードでも利用可能
空港ラウンジは、ANAアメックスの会員だけでなく、同伴者1名まで無料で利用できます。
また、家族カードでも同伴者1名が利用可能です。
家族カードは最大6枚まで。配偶者や両親、18歳以上の子どもが持てます。
たとえば、両親が本カードと家族カードをそれぞれ持っていれば、子ども2人を同伴して、家族4人そろって空港ラウンジを利用できます。
通常、空港ラウンジは1人あたり1,000円〜3,000円程度の利用料がかかりますが、ANAアメックスを持っていれば無料です。
出発前にラウンジで落ち着いて過ごすことができ、家族旅行や出張にも便利ですね。
- 新千歳空港
- 羽田空港(第1ターミナル・第2ターミナル・第3ターミナル
- 成田国際空港(第1ターミナル・第2ターミナル
- 中部国際空港
- 伊丹空港
- 関西国際空港
- 神戸空港
- 広島空港
- 福岡空港
- 長崎空港
- 熊本空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
- ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港
手荷物無料宅配サービスがある
ANAアメックスには、国際線を利用した際に手荷物を1つ無料で自宅まで配送してくれるサービスが付帯しています。
家族カードも、手荷物無料宅配サービスを利用可能です。
- 荷物の種類:スーツケース、ゴルフバック
- 取扱いサイズ:縦・横・高さの合計が160㎝以内
- 重量:30㎏以内
たとえば、長距離の海外旅行から帰国した際に、大きなスーツケースを空港から自宅まで持ち運ぶ負担を軽減できます。
- 東京国際空港(羽田空港)
- 成田国際空港
- 関西国際空港
- 中部国際空港
荷物が多くなる家族旅行や長期滞在後の帰国時などに重宝されています。
実際に利用した人からは「便利で助かる」と高評価を得ているサービスです。

私は、実際に手荷物無料サービスを利用したことがあります。大きなスーツケースを自分で持ち運ぶ必要がないので、楽に帰宅することができました。
ANAでのショッピングが割引される
ANA国内線とANAやエアージャパン国際線の機内販売が10%オフで利用できます。
さらに、全国の空港にある「ANA FESTA」では、カードの提示で5%オフの割引が受けられ、お土産や軽食を買うのにも便利です。
空港内の免税店である「ANA DUTY FREE SHOP」対象店舗でも5%割引となるため、ブランド品やコスメをお得に購入できます。
旅行の楽しみが増えるだけでなく、出費も抑えられるうれしい特典です。
ANAアメックスのデメリット・注意点

ANAアメックスは、ポイントをANAマイルに移行するためにポイント移行コースへ必ず加入する必要があるなど、いくつか注意するべき点があります。
ANAアメックスのデメリットや注意点を5つご紹介します。
マイルは「ANAマイル」にしか移行できない
ANAアメックスで貯めたポイントは、マイルに移行できます。
移行できるマイルは「ANAマイル」のみです。当然ではありますが、JALマイルなど他の航空会社のマイルには移行できません。
とはいえ、ANAマイルへの還元率は良いですよ。
ANAマイルは「100円 = 1ポイント = 1マイル」で獲得できます。つまり還元率1%となります。
一方で、ポイントをマイル以外に移行すると、還元率が0.3〜0.8%に下がります。
例えば、ギフト券・商品に交換する場合は「100円 = 1ポイント = 0.5〜0.8円分」となることが多いです。
またホテルのポイントなどへの移行もできないため、ポイントの利用範囲はやや限定されています。
マイル移行以外にも、カードの利用代金をポイントで充当したり、ポイントで買い物をすることもできます。
とはいえ、やはりANAアメックスのポイントを一番お得に利用できる方法は、ANAマイルへの移行です。
そのため、旅行に行く頻度が少なかったり、JALや海外の航空会社も利用する人にとっては、ポイントの使い勝手が限られてしまう点がデメリットといえます。
マイル移行するには「ポイント移行コース」へ加入必須
ANAアメックスで貯めたポイントをANAマイルに移行するには、ポイント移行コース(年間参加費6,600円)への加入が必須となっています。
加入タイミングは、カード申し込みと同時でなくてもOKです。あとから申し込むこともできます。
ポイント移行コースへの加入は、ポイントの有効期限である3年以内に一度加入すれば大丈夫です。ずっと加入し続ける必要はありません。
ポイントをマイルに移行したくなった時点でポイント移行コースに加入し、まとめてマイルに移行。その後はポイント移行コースを脱退して年間参加費6,600円を抑える、という使い方が可能です。
以下のようなイメージの運用ができます。
年数 | 年会費 | ポイント移行コース |
---|---|---|
1年目 | 7,700円 | 未加入 |
2年目 | 7,700円 | 未加入 |
3年目 | 7,700円 | 加入:6,600円 |
4年目 | 7,700円 | 未加入 |
5年目 | 7,700円 | 未加入 |
6年目 | 7,700円 | 加入:6,600円 |
「年会費7,700円 + ポイント移行コース年間6,600円」で合計14,300円かかる年があるのは、知っておきたい点です。

ワンランク上のアメックス・ゴールドなら、無料でマイルへ移行可能です。ただし、年会費が34,100円 (税込)かかります。
一般のアメックスなら、ポイント移行コースに加入したとしても、年会費を抑えられてお得ですね。
ポイント移行コース未加入の場合、ポイントの有効期限は3年
上述したポイント移行コース(年間参加費6,600円)に加入しなかった場合、ポイントの有効期限は3年です。
ポイント移行コースに加入すると、ポイントの有効期限が無期限になります。
3年間のポイント有効期限が切れるまでに、ポイント移行コースへ加入して、ANAマイルに移行するのがおすすめです。
ちなみに、上位カードの「ANAアメックス・ゴールドカード / ANAアメックス・プレミアムカード」であれば、ポイント移行コースに加入しなくてもポイントをANAマイルに移行できます。ただしその分、年会費も高めです。
ポイント移行コース(年間参加費6,600円・税込)は、ANAアメックスでマイルを積極的に貯めたい人には、避けられないコストです。
利用できない空港ラウンジがある
ANAアメックスを持っていても、すべての空港ラウンジが使えるわけではありません。
国内と海外ともに、無料で利用できない空港ラウンジがあります。出張や旅行の際に「この空港では使えなかった」というケースもあるでしょう。
特に海外は、ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)の1箇所のみ利用可能で、無料で利用できないラウンジが多い点には注意が必要です。
函館空港、青森空港、秋田空港、仙台国際空港、新潟空港、富山空港、小松空港、岡山空港、米子空港、山口宇部空港、高松空港、松山空港、徳島空港、北九州空港、大分空港
対象外の空港でも、多くの場合は利用料金を支払えばラウンジを利用できます。
しかし、事前に予約が必要な場合や、利用条件が限定される場合もあります。
旅行でラウンジを利用したい場合は、事前に利用可能なラウンジを確認しておくと安心です。

海外旅行によく行くので、無料で利用できる海外空港ラウンジが少ないのは、残念です。
年会費が7,700円と高い
年会費が無料となっているANA提携カードもある中で、ANAアメックスの年会費は7,700円(税込)です。
その分、他のカードに比べ、ANAマイルが貯めやすい仕組みや特典が多いです。
カード種類 | ANAアメックス | ANA JCB CARD FIRST | ANA VISA 一般カード |
年会費(税込) | 本カード:7,700円 家族カード:2,750円 | 本カード:5年間無料/5年以降2,200円 家族カード:5年間無料/5年以降1,100円 | 本カード:初年度無料/2年目以降2,200円 家族カード:初年度無料/2年目以降1,100円 |
ショッピング利用ポイント | 100円=1ポイント=1マイル ※ANAグループでの利用はポイント1.5倍 | 1,000円=1ポイント=10マイル | 200円=1ポイント=1マイル |
ANA航空券購入ポイント | 100円=2.5マイル相当 | 100円=2マイル相当 | 100円=1.5マイル相当 |
搭乗ボーナスマイル | 10% | 10% | 10% |
旅行する機会が少ないなど、特典を十分に活かせない場合は「年会費に見合わない」と感じることがあるでしょう。
特に、飛行機に乗る機会が少ない人や、マイルを積極的に貯めない人にとっては、年会費が負担になりやすい点がデメリットです。
アメックスは海外では利用できない場合もある
前提として、アメックスの加盟店はVISAやMastercard、JCBに比べると少ないです。そのため利用できない店舗があるのがデメリットです。
特に海外ではその傾向が強く、都市部の大きなお店やホテルでは使えますが、海外の地方や小さなお店だと使えないこともあります。
旅行や日常で安心して使うために、カードが使える場所を事前にチェックしておくのがおすすめです。
ただし日本国内に関しては、アメックスはJCBと提携しているので、JCB加盟店で利用できます。
つまり日本では、ほとんどのお店でJCB(アメックス)が利用可能です。そのため日本国内では使いやすく、普段の買い物にも便利でしょう。
ANAアメックスの入会キャンペーン
ANAアメックスでは、入会やカードの利用金額に応じて、マイルやポイントがプレゼントされます。
ボーナスでもらえるマイルやポイントは以下のとおりです。
キャンペーン名 | 特典 |
---|---|
入会ボーナス | 1,000マイル |
ご利用ボーナス1 | 入会後3ヶ月以内に合計10万円以上のカード利用: 1,000ボーナスポイント |
ご利用ボーナス2 | 入会後3ヶ月以内に合計30万円以上のカード利用: 5,000ボーナスポイント |
ご利用ボーナス3 | 入会後3ヶ月以内に合計50万円以上のカード利用: 6,000ボーナスポイント |
通常ポイント | 50万円のカード利用による通常ポイント: 5,000ポイント |
合計ポイント | 18,000ポイント(マイル) |
ANAアメックスの入会時に1,000マイルがもらえます。
さらに、入会した後3ヶ月間は、通常ポイントに加えて、決済金額に応じてボーナスがポイントが付与されます。
たとえば、50万円以上カードを使用した場合、通常ポイント(5,000ポイント)と、すべてのボーナスポイント(13,000ポイント)を全て合わせると、合計18,000マイル相当獲得できます。
18,000マイルあれば、東京⇔沖縄や、東京⇔韓国の往復分の航空券に使えるでしょう。(参考:ANA|特典航空券)

私は韓国によく行くので、往復分に相当するマイルをもらえるのは、とても魅力的に感じました。
ANAアメックスのよくある質問
- QANAアメックスの審査は厳しい?
- A
ANAアメックスの審査は、他のカードに比べ、少し厳しいです。
20歳以上で、安定した収入があることが基本的な条件となっています。
年金受給者は申し込み可能ですが、パート・アルバイトは申し込みできません。
他のクレジットカードの場合、18歳から申し込みできたり、パート・アルバイトでも申し込みできるケースがあります。そのため、ANAアメックスの審査は少し厳しめといえます。
しかし、「安定した収入があれば、年収が低くても、審査に通った」という声も多いです。
ANAアメックスの審査基準は、公表されていません。
一般的には、他のクレジットカードやローンの返済が延滞していないかなどもチェックされます。
基本的な条件を満たしていれば、審査に通る可能性は高いでしょう。
- Qアメックスは使えない店舗が多い?
- A
アメックスは、比較的使えない店舗が多めだと言えます。
主に以下の地域や店舗で使えないことが多いです。
アメックスが使えない地域や店舗- 海外の地方都市
- 個人経営の小規模店舗
- 海外のマーケットやフリーマーケット
- 小規模なバス会社や地方鉄道など
アメックスは、JCBと提携しているため、JCBの加盟店であれば利用できます。
しかし、アメックスやJCBの加盟店は、VISAやMastercardに比べると少ないです。また主に先進国に集中しています。
そのため、海外旅行では先進国であれば大きな不便はありませんが、海外の地方都市や小規模店では使えない場合もあります。
- QANAマイルの有効期限はある?
- A
ANAマイルの有効期限は、3年間(36ヶ月後の月末まで)です。
有効期限が過ぎると、自動的に失効してしまいます。
計画的に特典航空券などで、ANAマイルを利用しましょう。
- Qポイント移行コースは加入しないと損する?
- A
ANAアメックスでマイルを貯めたいなら、ポイント移行コースに加入しないと損です。
ANAアメックスの場合、「ポイント移行コース」(年会費6,600円/税込)に加入しないと、貯めたポイントをANAマイルに移行できません。
また、ポイント移行コースに加入すると、通常は3年間の有効期限があるポイントが無期限になります。
ただし、移行したあとのANAマイルには3年間の有効期限がある点には注意が必要です。マイルの有効期限は無期限にはなりません。
旅行の予定がまだ先であったり、ポイントがあまり貯まっていない段階で、急いで、ポイント移行コースに加入する必要はありません。
ある程度ポイントが貯まってから加入することで、効率よくマイルへ移行できるでしょう。
まとめ:ANAマイルを効率よく貯めたい人におすすめ
ANAアメックスは、「ANAマイルの貯まりやすさ」や「旅行関連のサービス」が大きな魅力です。
特に、出張や旅行でANAをよく利用する人には、効率的にマイルを貯められるカードといえるでしょう。
一方で、ANAマイルに移行するにはポイント移行コースへの加入が必須である点や、年会費が高めである点には注意が必要です。
また、空港ラウンジが一部使えない場合や、一部の海外地域でアメックスブランドが使えない可能性もあります。
利用シーンやコストを意識しながら、自分のライフスタイルに合うかどうかを検討してみてください。