これまで投資における正しい知識をお届けしましたが、
投資はギャンブルではなく、リスクをコントロールすることができると
ご理解いただけましたでしょうか?
この章では、投資の学習を行う際に、まず何をすれば良いのか
FXを例に簡単にご説明させていただきます。
1.資金量に合わせて投資する方法を決める
投資には様々な種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまうかと思われます。
鉄則として、ご自身の資金量を遥かに上回りそうな投資は避け、
ご自身の資金量に合わせた投資法を選びましょう。
少額資金から始めるのであれば、レバレッジの効くFXからはじめましょう。
2.FXで取引を行う方法
『代表的な投資の種類』でご説明した通り、
FXは各国の通貨を売買で交換し、その時の差額で利益を得る取引です。
その為、まずは証券口座を作り取引に使用する資金を入れる必要があります。
証券口座に入れる資金量はご自身で決められるので、
他の投資と比べ、FXはリスク管理が容易にできると言えます。
3.デモトレードで感覚を掴む
FXのデモトレードでは、実際の資金を使用せず、
仮想的にトレードを行うことができます。
デモトレードを行うことで、
実際のトレードを擬似的に体験できますので
資金管理などの感覚を養う上で非常に効果的です。
いきなり実際のトレードを行うのではなく、
デモトレードでFX取引の感覚を掴むようにしましょう。
簡単にご説明しましたが、上に記載した内容をぜひ実際に行ってみて
投資家としての一歩を少しずつでも踏み出してください。
FXに限らず、投資で利益を出し続ける人と
損失ばかりが大きくなってしまう人の特徴として
長期的に考える人の方が最終的な利益は大きくなる傾向にあります。
たとえば最初の1週間で連続で負けてしまい、
FXでは利益を上げることは不可能だと考えてしまうと
そこから先のプラスになる可能性を逃してしまいます。
長期的な視野を持ち、トレードしていくことで
1ヶ月間の利益は最終的にプラスになるような人が多いのも事実です。
逆に、損失ばかり大きくなってしまう人は、短絡的に考えてしまい
安直な利益話に乗ってしまったり、投資をギャンブル的に考える人は
そのようになってしまう傾向にあります。
一流の投資家になるために、長期的な視野で物事を考えて
継続的な学習と経験を積み上げていくことがとても大切です。